小栗旬さん主演の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』ですが、太宰治の小説『人間失格』が原作になっていないのがポイント。
太宰治と3人の女性との関係を、実話を基に描いたフィクション作品になっていて、公開前からかなり注目度がアップしてます。
そこで今回は、映画「人間失格」の口コミや感想をまとめていきたいと思います。
※ネタバレ含むので注意してくださいね。
目次
映画「人間失格」予告動画
映画「人間失格」のあらすじ
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』太宰治の愛人役・沢尻エリカにインタビュー
蜷川作品再出演への想い&デビュー当初の秘話も – https://t.co/NzSy7fUS0Y pic.twitter.com/YanlFEOrGH— Fashion Press (@fashionpressnet) September 9, 2019
天才作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すー。
その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。
太宰は、作家志望の静子の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。
ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが・・・
今、日本中を騒がせるセンセーショナルなスキャンダルが幕を明ける!
映画「人間失格」の口コミ(ネタバレあり)
< このあと深夜0時20分~
⠀
📺テレビ朝日「#バナナマンのドライブスリー」に #小栗旬 さんが出演✨激辛グルメ巡り後半戦🔥
移動中の車内では、小栗さんが最近の悩みを暴露…⁉#映画人間失格 pic.twitter.com/5CE24BTrtQ— 映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』 (@NSmovie2019) September 10, 2019
評価:★★★☆☆
とても見る人を感動させる映画だと思いました。
結構、官能的なシーンもあってすごく見所のある映画です!
小栗旬さんの演技はいつ見ても、とてもうまいと思うんですが、この映画も小栗旬さんだからこその映画だと感じました。
歴史上の人物ですが、本当にこれが事実なのかと思う位リアルに描かれていて、特に沢尻エリカさんが演技が上手で迫真に迫った感じがよかったです。
主役が小栗旬さんとのことで何とも言えないキャスティングでしたが、演技派の俳優さんが揃っていて絶対に見るべき映画だと思いますね^^
評価:★★★★★
小説『人間失格』から読み取ることができる太宰治という作家の抱えた孤独、弱さ、それに反して幸か不幸か人を惹きつけてやまない文章力にカリスマ性…その全てが、監督特有の艶やかな世界観で描かれる様は太宰ファンの期待を決して裏切らない作品だと思いました。
人として完全に何処か欠けている、破滅的で刹那的な生き方に、こんなギリギリで剥き出しな生き方をしてみたいと焦がれさえしました。(絶対ダメですが飽く迄例えとして)
以前、生田斗真主演の『人間失格』も観ましたが、そちらはシリアス一辺倒なのに比べ、この映画は原作の雰囲気を壊さないままエンターテイメント性をどっと加えた感じです。
R15のため濡れ場が多いですが古典的で美しく、その快楽的な生き方自体が芸術作品のように見えます。
評価:★★★★☆
印象に残ったのは愛人の山崎富栄(二階堂ふみ)と逢引きしている所に妻美知子(宮沢りえ)が子供と共に出くわしてしまう場面です。
「お父さん、何してるの?」と純粋無垢な子供の問いに戸惑う太宰。そんな修羅場でも妻美知子は「邪魔しちゃだめよ、お父さん、お仕事中なんだから。」と伝え、子供を引き連れささっと場を去ります。
作中でも坂口安吾らが指摘していますが、浮気も不倫も自殺も、太宰の生き方は全てが小説のネタ。
彼は自ら道を踏み外すことで最高に輝く傑作が生まれるのだと、妻の美知子も理解していたのでしょう。
最後まで小説家の妻として本当に出来た奥さんだと感服しました。
評価:★★★★★
この映画に描かれる太宰は一見、堕落した最低な無責任男です。
しかし「何もしない人間」は誰からの注目も浴びません。彼の才能、傑作を生むための胸に秘めた激情は凄まじいものだと分ります。
どうしようもなく困った人間ほど世間の注目を浴び、批判と同様に愛されるのだとも思いました。
愛人と心中した太宰の死体が引き上げられた朝、妻美知子の家の周りには今で言うマスコミの大群が押し寄せますが、美知子は久々の晴れ間の中いつも通り洗濯物を干し始めて物語はエンドを迎えます。
その姿に私は「女の強さ」を感じました。女3人が太宰に翻弄されるストーリーにみせかけ実は「ダメ男に泣かされようと、最終的に女は強いのよ。」と示している気がしました。
人間の醜悪な部分が多々ありますが、見終わった後に引き摺ることはなく、どこか潔いスッキリした気持ちになる映画です。
評価:★★★☆☆
小栗旬さん、沢尻エリカさんの美男美女で話題性だけや、ビジュアルが中心の映画になると思っていました。
ですが、きちんと人間の内側を描いていて、太宰治の人間性と人生を描いています。
太宰のクズっぷり。
そして、いかに人間として、男として世間から失格の烙印を押されているか。
それにより人間関係を破綻させ、奈落の底の世界観。
それを太宰も妻も変えようとせず、そのままの有り様をただひたすら受け入れる。天才と正妻の心境を、蜷川実花さんらしい感性で描いていました。
蜷川演出が正直苦手。太宰という人物も苦手です。でも面白かった。
ただ、想い入り過ぎると鬱になりそう。しかし、この作品ならまだ軽いほうですね。
初めて蜷川さんの演出映画に好感をもちました。
こういった芸術家の太宰の死への価値観や、自殺願望のある心理、死への観念が薄かったから、逆に良かったのかも。
評価:★★★★☆
蜷川実花の鮮やかなに過ぎる映像が目を惹く。
三人の女たちの意地の張り合いや好きなのか!?と時に驚愕されるような逆境を昇華したと述べる恋情というものが、見所となる。
女というものの恋情と欲情と世話を焼きたいというお節介とが綯交ぜとなり、妻か愛人か?愛人なのか、妻なのか?と争いは絶えない。
酒と女と貧しさでか、才能ばかりで渡りきれない世に厭世的となるゆえか、堕ちるとは?と問われながらも堕ちてゆく男と女というものが、一本の映画に凝縮されている。
妻或いは愛人などというくっきりした関係こそが性愛を肯定しうるのだ。
太宰ファンならずとも必見の映画です。
藤原竜也さん、高良健吾さんの言葉や演技は重みがあって良かった。
最後は結局3人の女性がそれぞれ手に入れたかったものが手に入った感じなのかな。
評価:★★★★☆
今まで人間失格の小説や映画はみたことがあったのですが人間失格の執筆に至るまでの太宰の人生をを知らなかったことと、蜷川実花が監督なら映像が綺麗だから観てみようと思い映画館へ足を運びました。
良妻賢母な宮沢りえ、自由に振る舞い愛に生きた沢尻エリカ、献身的に支え続け壊れてしまった二階堂ふみ、3人の女たちが太宰を演じる小栗旬に負けず狂気的な感じがよかったです。
そして思ったとおり蜷川実花監督の映像美がよく生かされており、惹き込まれます。
もう一度みたい、DVDなどで手元においておきたい!という映画ではないですが、一度は絶対観たほうがいい映画です。
映画「人間失格」小栗旬と沢尻エリカのラブシーンの口コミ
蜷川実花監督『人間失格』を観に行きたい。太宰の弟子であり愛人でもあった太田静子を演じるのは沢尻エリカ。「愛されない妻よりも一生愛される恋人の方がいいわ」という割り切った台詞が飛び抜けて美しい顔によく似合う。代々資産家、開業医の娘に生まれながらも苦労の絶えなかった静子。享年69歳。 pic.twitter.com/t6KwbGhtGW
— 人間のマカロン (@macarronneko) September 9, 2019
濡れ場が想像の倍以上あって、色々気まずかったです笑
太宰の奥さんが凄かったし、小栗旬はイケメンだったし、お話はめっちゃ面白かった。でも濡れ場多かった笑
こりゃすごいや。。
蜷川監督で前作のダイナーとは
打って変わっての世界観👏
小栗さんの演技もすごいけど、
二階堂ふみちゃんに脱帽した。
役者魂の塊だったよホント。
濡れ場シーンなんて特に、、
脱帽以外の何でもなかった。
ストーリーも最高だった。
人間失格なだけに。。😅😅
人間失格の感想は率直にえっろw
二階堂ふみちゃんが体張ってたの見たら、エリカ様の濡れ場はそれ程でもなかったw
エリカ様もグイグイ来いって思ってたって言ってたのが映画観ると分かるw
小栗旬は男の色気満載やったな🙈
私的には1回見ればいいかな…
評価:★★★☆☆
正直な感想は少し期待しすぎだったような気がします。
印象に残ったシーンは小栗旬と二階堂ふみのラブシーンです。
一番色気のあるラブシーンで、とくに二階堂ふみの演技が迫力を感じて良かったです。
沢尻エリカと小栗旬のラブシーンはいまいち。
映画の演出がヘルタースケルターの時と同じような感じで、花が降ってきたり凝っているわりにはけっこう退屈な映画に感じました。
もう少し深みや激しさが欲しかったです。
宮沢りえの演技もよく出来ていて良かったです。
小栗旬のファンだったのでこの映画を見に行きましたがあまり太宰治の役に合っていないように感じました。もう少し面白くして欲しかったです。
あれはカップルで観るもんじゃねえ!俺は最高にシーン中気まずかったぞ!
太宰治の作品をほとんど読んだことがなかったけど、自分にメンヘラな部分があるのと某界隈で文字書きをしているので、とても楽しかった
濡れ場も、血もあった。でも嫌な気はしない。それは圧倒的な映像美があったから
役者さんたちの細かい表情の変化が面白い。また観たい
主に二階堂ふみの濡場と主題歌がカナリヤ鳴く空なとこが
評価:★★★☆☆
小栗旬と宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ、それぞれとのラブシーンがあるのだけど、求めているものが全て違っていて面白かった。
沢尻エリカと二階堂ふみはどちらも始まりは死ぬほどの恋に焦がれての情事なんだけど、そのうち沢尻は過去の贖罪、二階堂は嫉妬から子どもを欲しがるようになる。
特に、結核で死の淵に立っている小栗旬の上に二階堂が跨がって腰を振るシーンは、相手への恋とか愛といった感情というよりは死をエサにして自分のエゴを貫く凄まじさが真に迫っていた。
一方で、宮沢りえとの情事は小栗旬が癒しや安心感を求めてのものであり、不倫に走った男が最期に残した妻への愛という感じがして良かった。
映画「人間失格」小栗旬と沢尻エリカのラブシーンの公開前の評判
#映画人間失格 公開記念舞台挨拶に、#小栗旬 さん、#沢尻エリカ さん、#二階堂ふみ さん、#千葉雄大 さん、#蜷川実花 監督が登壇しました✨ pic.twitter.com/W2i2haiJt2
— 映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』 (@NSmovie2019) September 14, 2019
予告編最後の『あ〜死ぬかと思った』のあのセリフの違和感半端なくて観るたびに、おいっ!と思いますが笑