ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」がスタートしましたね!
キャリア〜掟破りの警察署長〜の主人公は現代の遠山の金さんこと遠山金志郎!
この遠山金志郎の役を玉木宏さんが演じています。
見た目は遠山の金さんとは程遠いキャラですが、4話はどんなストーリーになっていくか楽しみですね!
今回は、
- ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」の動画のあらすじネタバレ感想
- ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」の印象に残った言葉・シーン
などをまとめていきます。
※ネタバレを含みますので注意してくださいね!

目次
ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」第6話のあらすじ
・ドラマ第6話「同情犯に人情裁き」
金志郎(玉木宏)にお見合い話が持ち上がった。相手は、警察庁長官官房長の愛娘だ。副署長の半田(柳沢慎吾)から、北町署の将来だけでなく自分の首もかかっている、と懇願された金志郎は、そのお見合いを承諾した。
実里(瀧本美織)は、半田から、金志郎がお見合いに着ていくスーツのコーディネートを頼まれる。が、楽しそうにネクタイを選ぶ金志郎の姿に、なぜかモヤモヤした気持ちになり…。
お見合い当日、北町署を出ようとしていた金志郎は、紙袋を持った男性・吉野(松尾諭)とぶつかってしまう。吉野は、署長につないでほしい、と言いかけたものの、そこに金志郎のお見合い話を聞きつけた主婦たちが押し寄せたため、その場を立ち去る。
金志郎は、官房長の娘・佳奈子(山崎静代)と対面する。が、ふたりきりになった途端「どうせ断るんでしょう?」と言って泣き出す佳奈子。これまでに、99回も断られてきたのだという。佳奈子が、警察キャリアと結婚させたいという父親の期待に苦しんでいることを知った金志郎は、肩に力が入り過ぎて素敵な部分が伝わらなかっただけ、と慰める。
同じころ北町署では、金志郎に会いたいという市民が殺到し、署員たちが対応に追われていた。その中には吉野の姿もあった。
一方、実里は刑事だった金志郎の父親が殉職した事件のファイルをこっそり調べる。そこにやってきた南(高嶋政宏)は、実里からファイルを奪い取り…。
⇒キャリア掟破り警察署長7話ネタバレ感想!見逃しドラマあらすじ
ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第6話ネタバレ!印象に残った言葉・シーン①
印象に残ったシーン・言葉①『金志郎とお見合い相手である佳奈子とのシーン』
第6話は金志郎が半田から頼み込まれて、警察庁官房長の娘である佳奈子とお見合いするところから始まります。
官房長は娘を『反抗期がなかった』と育てやすい子どもだったという話しを金志郎にするのですが、その話を聞いている時の佳奈子の表情は曇ります。
佳奈子は確かにこれまで父親に逆らわずに生きてきました。
でも、実は、海外で貧しい子どもたちのために働きたいという夢があったのです。
それを聞いた金志郎は、『向いていると思う。』と話します。
それを『父の敷いたレールを歩いてきただけ』と否定する佳奈子に、向いている理由として、
『お父様の期待に応えようとするのは、誰かを大切に思っているからだ。』
金志郎はこう話します。
そして、踏み出す勇気が大切だと。
ここに、一つの親子関係の問題が浮き彫りになっているように思います。
溺愛された子どもは、実は自己肯定感は高くないということが表現されていますね。
親は子どもを溺愛するばかりに子どもの自主性にも自分の価値観を知らず知らず押しつけてしまって気がつくと踏みにじってしまっているのです。
でも、佳奈子は金志郎から勇気をもらいました。
この回の終わり、佳奈子は勇気を出して父に海外で働くことの許可をもらったのです。
佳奈子は一人の人間として踏み出したのです。
ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第6話ネタバレ!印象に残った言葉・シーン②
印象に残ったシーン・言葉②『立てこもり犯人と金志郎とのシーン』
今回、立てこもり犯人が警察を頼って北町署にやってきたことから物語は始まりました。
この立てこもり犯人は、実は、結婚詐欺で騙されてしまっていました。
実は中盤まではその結婚詐欺の犯人に復讐したくて立てこもりをしているかのように描写されていたのですが、実は、立てこもり犯人の真の目的は違いました。
立てこもり犯人は自分の母親に自分の幸せな姿を見せて安心させたかったのです。
見せかけでもよいから、結婚式を挙げたくて、結婚詐欺の犯人を捜し出して欲しかったのです。
それに対して金志郎は言います。
『その場しのぎで結婚式を挙げてもすぐにお母様に気づかれる』
『悔しい気持ちや許せない気持ちを抱えたままでは前に進めない』
この金志郎の言葉に立てこもり犯人は人質になっていた官房長に突きつけていたナイフを金志郎に渡します。
そして、金志郎は結婚詐欺犯を見つけ、成敗するのでした。
今回、佳奈子とその父親である官房長との親子関係、この立てこもり犯人と母親の関係、どちらも親を思うということがテーマになっていましたね。
これは、そのまま、金志郎と殉職した父親・周平との関係にもリンクしてくるものなのでしょうね。
そして、金志郎はなぜキャリアになったのか、というテーマにも繋がってくるのでしょう。
ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第6話ネタバレ!印象に残った言葉・シーン③
印象に残ったシーン・言葉③『クライマックスの南と金志郎のシーン』
ここは緊張感がありましたね。
南は、周平が亡くなった要因であるキャリアの判断ミスが許せずにいるのです。
キャリアはまたそういう判断ミスを犯すと思っているのです。
一方、金志郎は、『許せない気持ちが市民のためになるとは思えない。』と言うのです。
ここに、2人の意思の違いが現れていますね。
金志郎も決して簡単に許したわけではないでしょう。
特に自分の父親が亡くなったのですから。
でも、金志郎は金志郎なりに考えて、今の道を選んだのだと思います。
南もまた、その許せない気持ちを糧に刑事を続けています。
これもまた、人を突き動かす一つのエネルギーですよね。
どちらが正しく間違えているというものでもないのです。
ただ、二人が追い求めているものはきっと同じなのです。
この先、二人が真に分かり合える時がくることを願ってやみません。
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